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【完全版】キャッシング枠って?仕組みや利用方法、注意点まとめ

みなさんこんにちは、マネーアナウンサーの門刈です。
今日は3部にわたって、“キャッシング枠”を徹底解説していきます。

突然ですが、“キャッシング枠“と聞いて何を思い浮かべますか?

“キャッシング枠”と聞いて思い浮かぶイメージは人それぞれ。

 

「キャッシング枠ってそもそもなにかわからない」

「なんとなくだけどあまりいいイメージがないなあ」

「できるだけ利用したくないな…」

「すぐにでもキャッシングを利用したい!」

 

置かれている状況や考え方によって、さまざまな反応がありますね。

そこで今回はこのような皆様のニーズに合わせて、3部に分けて私が解説していこう!…。ということで、みなさまにお付き合いいただければと思います。

 

必要な情報をパパっと確認するもよし、もちろん1~3部まで私にお付き合いいただければ嬉しい限りです。

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キャッシング枠ってなに?基本的な知識を身につけよう

第一部はキャッシング枠についての基礎知識を説明します!

 

クレジットカードを申し込んだときや明細書が届いたときに“キャッシング枠”という言葉に疑問を感じたことがありませんか?

 

「よく目にするけど、なんのこと?」

「クレジットカードはよく利用するけど、正直意味がわからない」

このような方は、このコーナー必見です!

理解しておくことで、クレジットカードを便利に利用できるようになりますよ。

キャッシング枠の基本知識

「キャッシング枠ってなんなの?」

これが、このページをご覧になっている方の最大の疑問でしょう。

私が、わかりやすく解説します。

 

キャッシング枠ってなに?

キャッシングとは、お金を借りること全般のことを指します。

 

クレジットカードにはキャッシングというサービスがあり、利用することで現金を借りることができるんです。

しかし、クレジットカードでお金を借りられる金額には限度があり、どこまで借りられるかを表したものを“枠”として表現しています。

 

つまりキャッシング枠とは、お金を借りられる最大限度額を表したものということです。

キャッシング枠の金額は、「あなたは○○円まで借りることができますよ!」ということを表しているのですね。

ショッピング枠との関係

ショッピング枠とは、そのクレジットカードでお買い物が何円までできるかを表したものになります。

 

ショッピング枠とキャッシング枠は、「買い物する・お金を借りる」という目的こそ違うものの、まったくの別物というわけではありません。それぞれ切っても切れないもので、とっても深~い関係です。

 

「え?意味がわからない…」

このような声が聞こえてきそうですね。

 

わかりやすく理解するために、ちょっとした例え話を用意しました。

この例え話と同じことが、ショッピング枠とキャッシング枠の関係にもいえます。

 

この例え話で出てきたバスの定員はショッピング枠、早割適応の席はキャッシング枠に当てはめてみてください。

つまり、ショッピング枠は50万円、キャッシング枠は20万円ということになります。

 

  • 20人分の早割が完売したら、当日券を買えるのは30人になる =キャッシング枠を20万使ったらショッピング枠が30万になる
  • 早割が1枚も売れなかったら、当日券を50人が買える =キャッシング枠を利用しなかったら、ショッピング枠は50万になる

 

キャッシング枠を利用すると、ショッピング枠の残高に影響を与えます。

「キャッシングとショッピング、どちらも使う!」という場合は、それぞれの枠があとどれくらい残っているかを把握しておくことが大切ですね。

「あなたのクレジットカードにキャッシング枠はついてる?ついてない?」 調べ方は3つ!

1.クレジットカードの明細書で確認

毎月届く明細書で確認することができます。キャッシング枠は利用可能額(ショッピング枠)と一緒に明記されていることが多いです。

記載がなかったり、0円になっている場合はキャッシング枠がついていません。お金を借りることができないカードということです。

 

2.ネットやアプリ上

カードの利用明細をネットやアプリ上で見るように設定している場合は、ここでも確認できることがあります。

 

3.直接問い合わせる

直接カード会社に問い合わせる方法もあります。カードの持ち主(契約者本人)から連絡することで、教えてもらえます。

 

キャッシング枠がついているメリットとデメリット

「お金を借りないのにキャッシング枠なんているの?」と思われる方も多いかもしれません。

リスクがありそうとか、キャッシング枠が付いていると恥ずかしい!と感じている方も多いと思います。

 

そのようなときは、キャッシング枠をなくしたり、減額することもできますが、その前にメリットとデメリットを確認して自分にとって必要なものかを、今一度考えてみましょう。

 

【メリット】

・急に現金が必要になったときに便利

・海外のATMで現地の通貨を手に入れることができる(両替するよりお得になる場合も!)

 

【デメリット】

紛失したときのリスクがある(暗証番号がバレていると勝手にお金がとられてしまうことも…)

・借りたお金には利息がつく

・リボ払いを理解せずに使うと、支払いが大変になることがある

 

今はキャッシングが必要ないと思っていても、いつお金が必要になるかわかりません。念のために枠をつけておくのも手です。

また、海外旅行の際は便利にキャッシングを利用することもできます。これについては2部でお伝えしますね。

デメリットはやはり、悪用のリスクでしょうか。

また、キャッシング(とくにリボ払い)を使う際には内容をよく理解してから使わないと、支払いが長引くことになるかもしれません。

 

キャッシング枠を0円にする・減額する方法

上でご紹介したメリットとデメリットを踏まえたうえで、「やっぱりキャッシング枠は必要ない!」と感じたら、キャッシング枠をなくしたり、減額することもできます。

 

基本的には、カード会社へ電話をするか、ネットで申し込みをすることになります。

家族の方でも受け付けてもらえないため、カードの契約者が電話をするようにしましょう。

 

カードの裏面にある電話番号や、申し込み時に同封されていたパンフレットに記載されている電話番号に問い合わせて「キャッシング枠をなくしたい」ということを伝えれば、多くは簡単に手続きが終わります。

 

電話がつながらない、自分で行いたいという場合は、ネット上での手続きが可能な場合もあります。

クレジットカードのネット・アプリ会員になっている場合は、ログインして手続きをすすめていきましょう。

キャッシングの利用ってぶっちゃけどう?あなたの疑問を解決します

第2部では、キャッシングの利用に関するさまざまな疑問にお答えしていきます!

 

「冠婚葬祭が重なってお金が足りない!!」

…いつもはお金に困ることがほぼないのに、このように急に現金が必要になることがありますよね。

しかし、普段は借りることがないと“お金を借りる”ということに抵抗を感じる方も多いはず…。

 

「お金を借りようか迷っているけど、ぶっちゃけキャッシングってどうなの…?」

こう思いますよね?

 

第2部では、皆さまからの疑問にお応えしていきます。

「キャッシングは恥ずかしい」

「キャッシングの仕組みを理解してから利用したい、損をしたくない!」

このようにお思いの方…!必見ですよ!

 

「お金を借りたいけど、周りの目が気になります…」

周りの目が気になるときは、キャッシングを使用してみてもいいでしょう。

理由は、キャッシングの利用方法にあります。

キャッシングの利用は、お手持ちのクレジットカードをコンビニや銀行のATMに挿入するだけでカンタンです。

挿入したら暗証番号を入れるとお金を借りることができます。

これって、ATMでお金をおろすときの操作に似ていませんか?

お金をおろすようにお金を借りることができるため、「周りの目が気になる」「お金を借りることは恥ずかしい」

という方も利用しやすいのがキャッシングです。

 

「キャッシングの上手な使い方ってありますか?」

キャッシングを上手に使うには、利用のタイミングが重要になってきます。

キャッシングを利用するのに適しているタイミングは“緊急時”と“海外旅行時”です。

 

緊急時

冠婚葬祭が続いたとき、急なケガや病気で大きなお金が必要になったときなど、緊急事態のときはキャッシングが便利です。

キャッシング枠がついたクレジットカードがあれば、手続きや審査をすることなく、すぐにお金を手に入れることができるからです。

 

しかしキャッシングは金利が高めということがネック。返済額が大きい、借りる期間が長いと返済の負担が増えるので、気をつけましょう。

キャッシングをするなら、緊急時に「少額・短期で」と覚えておくといいでしょう。

海外旅行時

「海外旅行でキャッシング…?」とピンとこない方も多いかもしれませんね。

詳しく説明していきます。

 

旅行先で現地の通貨が欲しい!というときは両替するのが一般的ですが、代わりとしてキャッシングを利用するのが上手な使い方になります。

 

両替をすると手数料がかかります。そこでキャッシングを利用して、現地の通貨を現地のATMで手に入れたほうがお得になることがあります。

ただし、借りる期間が長いと損をしてしまうので、日本へ帰ったら早めに返済することがポイントです。

海外旅行でキャッシングを上手く使うポイントはまだまだありますよ!

たとえば海外で現金をなくしたとき、クレジットカード1枚あればキャッシングを利用してとりあえずのお金を確保できます。

 

また、海外ではまとまった現金を持ち歩くのは危険です。キャッシングを利用して少しずつ現金を引き出しながら旅行するのもいいですね。

 

「キャッシングの負担を減らす方法を知りたいです」

お金を借りた場合の負担が気になる…という方もたくさんいらっしゃいます。

負担を減らすためには“お金の借り方”と“返済の仕方”を確認しておくといいですよ。

 

借りるときは一括払いで

キャッシングの返済方法は一括払いとリボ払いが選択できますが、選びたいのが一括払いです。

 

一括払いとは、借りたお金の全額を次の引き落とし日に返すことで、返済の負担を少なくできるのがメリットです。

 

対してリボ払いは月々の返済が楽に感じますが、そのなかには金利が含まれています。

しっかり返済しているつもりでも、そのほとんどが金利の返済にあてられるため、いつまでたっても返済が終わらない…いわゆるリボ払いの地獄に陥る可能性があるのです。

リボ払いを利用すると毎月の支払額が少額になるので、一見楽に感じるかもしれません。

しかし、それによって金銭感覚がくるってしまうこともあります。リボ払いを利用する場合は計画的な利用が大切ですね。

 

金利とは…?
お金を借りたときに発生する利用料(=利息)を計算するための割合。キャッシングの金利は、15%~18%で設定されていることが多いです。
金利については、【カードローンでよく聞く金利とは?利息の計算方法までご紹介します!】で詳しく解説しています。

返済は“早く”がポイント

クレジットカードのキャッシングは、お金を借りた翌日から1日ごとに利息がつくようになっています。

そのため、借金完済までの日にちが少なければ少ないほど、最終的に支払うことになる利息額を抑えることができるんです!

 

ちなみに、月々の返済額より多く返済をして、借金の残額を積極的に減らす

支払いに余裕ができたら早めに返済しましょう。

つまり、繰り上げ返済をするということです。

繰り上げ返済をすることで、総支払額を少なくすることができますよ!

「キャッシング枠をつける・増やす方法を教えてください!」

キャッシングを利用したい場合は、キャッシング枠がついたクレジットカードが必要です。

枠がついていないものはつける、枠が足らないものは増やす手続きをおこないましょう。

 

希望のキャッシング枠が50万までであれば電話をして簡単に枠がつけられる可能性がありますが、それ以上の枠を望むときは、以下の書類を用意する必要があります。

  • 運転免許証など本人を確認できるもの
  • 源泉徴収票や数か月分の給料明細など、収入を確認できるもの

 

主に必要な書類は以上ですが、職業などによって必要な書類が変わってきます。

方法は、カード会社に問い合わせるかネット上で申し込むのが一般的です。

 

キャッシング枠をつけたり増やしたりする場合は審査が必要になるため、利用できるようになるまでに数週間かかるケースもあります。余裕をもって申し込むことが大切ですね。

 

すぐに早くお金を借りることのできるキャッシング。利用方法や注意点

第3部では、キャッシングの利用方法や注意点をお伝えします!

 

「キャッシングを今すぐにでも使いたい!」

「現金が今すぐにでも必要!!」

 

緊急事態では気持ちも焦りますよね。そんなときは、キャッシングの使い方や注意点、返済方法など、借りる際に必要な情報をパパっと確認しましょう。

 

キャッシングを利用する方法・手順

キャッシングは、コンビニや銀行のATMで行うことができます。

方法を具体的にみていきましょう。

 

必要なもの 

・キャッシング枠のついたクレジットカード(本人名義)

・設定している暗証番号4桁(買い物に使う番号と同じ)                       

手順

  1. コンビニや銀行のATMにクレジットカードを差し込む
  2. 借入ボタンを押す
  3. 支払い方法を選ぶ

 

利用する際の注意点

キャッシングを利用するときには、以下の二点に気を付けましょう。

金利がかかる

金利は15%~18%で設定されています。この数字は法律で決まっているもので、どのカード会社も18%に寄せて設定しています。

できるだけ低金利が良い、すぐに返済できないというときは、カードローンをおすすめします。カードローンについては、最後にくわしくお伝えしますね。

 

借りた期間や支払い方法によって、総支払額が変わる

リボ払いでお金を借りた場合は、毎月の支払額は少なくなる分、返済期間が長くなってしまいます。

返済期間が長くなると、総支払額が膨れ上がります。2部からの繰り返しになりますが、総支払額をできるだけ少なくするためには、“一括払い”をおすすめします。

 

返済方法

カード会社によっても異なりますが、一括払いかリボ払いでの返済から選べます。

一括払い

カードの締め日と同じ日に締められ、明細も届きます。WEB明細を登録している方は、WEBで確認しましょう。

引き落とし日になると、クレジットカードの登録口座から借りた金額が落ちます。

 

リボ払い

毎月同じ金額、もしくは借りたお金がどれくらい残っているかによって決められた金額を返済していくことになります。

どちらを採用しているかはカード会社によって異なるので確認してみましょう。

一括払いと同じく、登録口座から落ちるようになっていますよ。

 

このように登録口座からの引き落としが一般的ですが、カード会社によってはコンビニやATMを使ってカンタンに返済できるものもあります。

ATMで返済できるカードには、アコムACマスターカード、三井住友VISAカード、JCBカードなどです。

 

利用可能額はいつ戻るか

登録口座からお金が落ちたことをカード会社が確認でき次第返済した金額分のみ可能額が戻ります。

例えば5万円を借りていた場合、5万円の返済が確認でき次第、またその分借りられるようになるという仕組みになります。

 

キャッシング枠をつけるには審査が必要です

キャッシング枠がついているクレジットカードをおもちの場合は、すぐにでもキャッシングをすることが可能です。

しかしキャッシング枠がついていない場合、まずはキャッシング枠をつける手続きをしなくてはいけません。

 

キャッシング枠をつけられる人

  • 20歳以上
  • カード名義本人に収入があること
  • 審査に通ること

 

手続きをする際には、審査が必要になります。キャッシング枠をつけるときの審査は厳しめといわれています。

詳しくは、第2部の「キャッシング枠をつける・増やす方法を教えてください!」をご覧ください。

審査は必ずしも通るものではありません。審査が通らなかった場合は、以下の理由が考えられます。

 

総量規制にひっかかっている(すでに年収の3分の1に値する金額を借りてしまっている)

【総量規制とは?】

カード会社、アコムやプロミスといった消費者金融などの貸金業者からは、年収の3分の1までの金額までしか借りられないという決まりです。

個人の資産に見合わないお金を借りて後々辛い思いをしないためにも、私たちを守ってくれる決まりといえます。

 

銀行のカードローンのなかには、総量規制にひっかからないものもあります。

総量規制にひっかかるのが原因で審査が通らない場合は、銀行のカードローンを検討してみてもいいでしょう。

 

信用度が足らない

信用度はなにで測るかというと、過去のクレジットカードの支払いを滞りなくおこなっているかなどです。

 

身近なものに例えるとわかりやすいですが、借りたものをきちんと返してくれる友人、なかなか返してくれない友人がいたとすれば、どちらが信用できるか…明確ですよね。

 

もうひとつの選択肢“カードローン”

キャッシングとカードローンの目的は、どちらも一緒。お金を借りることですが、それぞれに違いがあります。

どのように違うのかを知っておくと、お金を借りる際に自分に合った選択ができます。

 

「お金の借り方に迷っている」「キャッシングかカードローンどっちがいいのだろう…」

このような方は、以下を確認してみましょう。

 

カードローンはどんな人に向いている?

  • キャッシングは金利が高いから避けたい!(金利は安いほうがいい!)
  • 多くのお金を借りたい
  • 一括で返済するのはきつい…!

 

キャッシングとカードローンの違いってなに?

  1. キャッシングの金利は高めですが、それよりも低く設定しているカードローン会社もあります。
    また、カードローンの場合は無利息期間を設けている会社もあります。
    短期の借入を検討している場合は、カードローンとは?基本から安心して使うためのポイントまで徹底解説】を読んでみてください。カードローンの利用も視野にいれてもいいでしょう。
  2.  キャッシングの返済方法は一括払いやリボ払いでの返済、カードローンの返済方法はリボ払いか分割払いが一般的です。

多くのお金を長期にわたって借りる場合は、金利が大きな影響を与えます。 金利についてよく考える必要がありそうですね。

まとめ

いかがでしたか?

 

1部では、「キャッシング枠って何だろう?」という疑問を解決しました。キャッシング枠は、お金を何円まで借りられるかを表したものです。

また、使い方によってはキャッシングが便利に利用できるということもわかりましたね。

 

2部では、キャッシングについてマイナスなイメージをおもちの方からの疑問にお応えしました。

どうしてもお金が必要!というときは、キャッシングを上手く利用して、できるだけ負担を減らせるようにポイントをおさえておきましょう。

 

そして3部では、キャッシングを利用するときに必要な情報をぎゅっとまとめました。

利用方法はとても簡単でしたね。注意点には気をつけて損をしないようにしたいです。

 

最後に、お金を借りるときはキャッシングだけでなく、カードローンという選択もあることをお伝えしました。

状況によってはカードローンのほうが適していることもあるので、自分にぴったりの選択をしましょう!

 

以上、マネーアナウンサーの門刈がお伝えしました。

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