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【資金調達方法3選】起業家なら絶対に知っておきたい資金調達を解説

アイキャッチ資金調達

みなさんこんにちは、マネーアナウンサーの門刈です。
起業したいけどお金がない…
資金が足りない!
起業資金について悩んでいる方が多いのではないでしょうか?

そんなあなたへ、今回は資金調達のハウツーと具体例を徹底紹介していきます!

 

資産調達には、大きく分けて「アセットファイナンス」「エクイティファイナンス」「デッドファイナンス」の3つが存在しています。

 

この記事では、それら3つの特徴と具体例を紹介してまいりますね。

 

これら3つの中にも、最近よく耳にする「クラウドファンディング」や「ベンチャーキャピタル」、アメリカなど欧米諸国ではおなじみの「エンジェル」、さらには「カードローン」や「日本政策金融公庫」など、種類がたくさんあり迷ってしまうことでしょう…。

 

事業形態に応じた資金調達の方法しっかりとアドバイスしますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

 

SMBCモビット

アイフル

資金調達の3つ方法

起業したいけどお金がない

すでに経営して事業を展開し始めたけれどお金がない

という方は、意外と多いのではないでしょうか?

 

資金調達には、大きく3つのパターンが存在します。

資金調達3つの方法

カタカナばかりでよくわかりませんよね…。

 

順を追ってみてみましょう。

 

アセットファイナンス

アセットファイナンスとは、自分で持っている資産を売ったり譲ったりして資金調達する方法です。

 

たとえば、自社で店舗を所有しているが、使わなくなったとしましょう。

 

その店舗を売ってお金にする、つまり「自分が持っている資産を売る」ことで「資金を調達する」ということです。

 

アセットファイナンスには、「ファクタリング」や「セール&リースバック」という方法があります。

 

ひとつずつご紹介しましょう。

ファクタリング(アセットファイナンス)

ファクタリングとは、「売上債権」を別の会社に売ることでお金をすぐに手に入れるシステムのことをいいます。

たとえば、自社がA社と取引をしていたとしてA社からのお金をまだ受け取っていないとしましょう。

 

すると、ここで「売上債権」というものが発生します。

 

この「売上債権」はお金を受け取るまでの間に、「お金を払いますよ」という証明としてA社が自社に渡すものになります。

 

一般的に、この債権を得てからお金を受け取るまでの期間にはタイムラグが発生します。

 

そこで、その「売上債権」をB社に渡して、現金にしてもらうことをファクタリングというのです。

 

このファクタリングをすることによって、債権さえあればすぐにお金を手に入れることができますよ。

 

セール&リースバック

セール&リースバックとは、保有している資産(不動産・機械・設備機器)などを金融機関やリース会社に売却したあとに、その資産を「リース契約」で利用する資金調達方法のことです。

たとえば、ここにA社が所有するパソコンがあったとします。

このA社のパソコンの所有権をリース会社に売るとしましょう。

 

リース会社は、そのパソコンの所有権を買い取ります。すると、A社にはパソコンの所有権とともにパソコン自体もなくなってしまいますよね。

 

そこでリース会社が、所有権を買い取ったパソコンをA社に貸します。ここで、パソコンは再びA社に戻ることになります。

 

A社は、レンタル料を支払うことになりますが、新しく設備を一新するよりも費用はかからず、細かい初期設定などもせず、すぐに使うことできますね。

 

これが、セール&リースバックの仕組みです!

 

A社の方が資産を売ったりレンタル料を払ったりと不利に見えるかもしれませんが、所有権を売ることで資産を資金にすぐに変えることができます。

 

また、不動産で考えると、所有権を売ることで固定資産税や保証料などのお金を支払うこともなくなりますよ。

いますぐに資金が欲しい!という方で、使っていないような場所や物があればこの方法をとってみるのもいいかもしれませんね。

エクイティファイナンス

ハートのカード

エクイティファイナンスとは、自分の事業計画に賛同をしてもらえた人からお金を出資してもらうことで資金を集める方法をいいます。

 

最近では、インターネットで出資を求める方も増えてきていますよ。

 

エクイティファイナンスの例、エンジェルとクラウドファンディングを紹介します。

 

エンジェル(エクイティファイナンス)

みなさんは、「エンジェル」ときくとかわいいエンジェルを想像しませんか?

 

じつは、それはあながち間違いではありません…。

 

資金調達でいう「エンジェル」とは、先輩起業家(エンジェル投資家)からの出資を資金に充てる方法になります。

 

資金を出資してくれる様子が「エンジェル」さながらということで、エンジェル投資家という言葉が誕生したともいわれているのです。

 

最近は、エンジェル投資家が集うサイトもとても増えてきていますので、気になる方はチェックしてみてくださいね!

 

クラウドファンディング(エクイティファイナンス)

クラウドファンディング、聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?

 

クラウドファンディングとは、インターネット上(クラウド)で自分の事業内容を説明し、その事業内容に賛成していただけた人から出資を得る方法です。

 

近年では、このクラウドファンディングを使って開業したりイベントを開催したりする人がかなり増えてきています。

 

多種多様な方々がクラウドファンディングを利用しているので、サイトをのぞいてみると新たな発見があり面白いかもしれませんね。

 

ベンチャーキャピタル

ベンチャーキャピタルのベンチャーとは、ベンチャー企業つまり発展途上の企業のことを指します。

 

キャピタルとは「資本」という意味で、ベンチャーキャピタルとはそういった発展途上の企業に出資をすることを専門とした企業のことです。

 

ここで注意しておきたいのが、ベンチャー企業の中でも上場を目指している企業が基本だということです。

 

ベンチャーキャピタルは、このように上場を目指している将来性のあるベンチャー企業を見つけたり、将来性があるベンチャー企業へ出資をしたりM&Aをおこなったりするまで多岐にわたる業務をこなします。

 

ベンチャーキャピタルが利益を得る仕組みは、こうです。

 

出資やM&Aなどを通じて、ベンチャー企業はますます大きくなっていきますよね?

 

ここで、今まで非公開にしていた株を公開します。

 

すると、当然「最初に行った投資額」と「新たな売却額」に差が生じますね。

 

この差額が、ベンチャーキャピタルの利益となるのです。

株式を買い取るので、ベンチャーキャピタルのベンチャー企業における発言の力が大きくなるのがエンジェルやクラウドファンディングとの違いであるといえるでしょう。

デッドファイナンス

落ち込む女性

デッドファイナンスとは、その名の通り借金を背負うことでお金を手に入れる方法です。

 

借金を背負うことでお金を手に入れる」という方法は、もしかすると一番イメージができる資金調達方法かもしれませんね。

 

カードローン(デッドファイナンス)

カードローンは、担保や保証人なしで、あらかじめ決められた範囲内で自由にお金を借りることができる個人向けのローンです。

 

基本的には個人向けのローンのため、銀行のカードローンでは事業のために使うことができません。

 

しかし、消費者金融(アイフル、アコム、プロミス)では、事業のためにカードローンを利用することが可能です。

 

消費者金融大手4社の最高金利がこちらになります。

 

カードローンは、はじめの契約では最高金利は適用されることが多いので、金利比較の際には最高金利をチェックするようにしましょう。

会社名

最高金利

アイフル

18.0%

アコム

18.0%

SMBCモビット

18.0%

17.8%

 

また、アイフル、アコム、プロミスでは「個人事業主向けのカードローン」も取り扱っています。

 

興味のある人は、ぜひ連絡をしてみてくださいね。

日本政策金融公庫(デッドファイナンス)

政府の出資によって運営されている融資専門機関である日本政策金融公庫でも、お金を借りることができます。

 

日本政策金融公庫は、銀行の金利と比較してみると少し低金利でお金を借りることができます。

 

申込には、身分証明書や借入申込書など、さまざまな書類が必要になるので、きちんと準備したうえで審査に臨みましょうね。

このほかにも、地方自治体がおこなっている事業主向け融資制度もありますので、ご自分のお住まいの地域の制度を一度確認してみるのも良いかもしれませんよ。

資産調達の3つの特徴

3本の指

では、アセットファイナンス、エクイティファイナンス、デッドファイナンスの意味とそれぞれの具体例が分かったところで、3つの資金調達の方法のメリットデメリットをみてみましょう。

 

 

アセットファイナンス

エクイティファイナンス

デッドファイナンス

メリット

利益率が上がる

返済の必要がなし

事業の自由度が高い

デメリット

資産がなければむずかしい

会社のパワーバランスが変化する危険性がある

返済の必要がある

 

【アセットファイナンス】メリットとデメリット

アセットファイナンスのメリットは、「利益率が上がる」ことです。

 

あくまで自分の資産をお金に換えているだけなので、資産がダイレクトにお金になるということはその分利益が増えるということですよね。

 

デメリットは、資産がなければアセットファイナンスが運用できないところです。

 

不動産などの資産がなかったり、在庫がなかったりするとアセットファイナンスの利用はむずかしくなってしまいます…。

 

【エクイティファイナンス】メリットとデメリット

エクイティファイナンスのメリットは、「返済の必要がないこと」です。

 

あくまでエクイティ(equity)=公平な融資のため、返済する必要はありません。

 

ただし、会社の経営が傾いた場合はお金を返す必要があります。

 

また、たとえ会社の経営が成功したとしても優待度を誤れば、会社のパワーバランスが変わり人事や予算決めに介入され、最悪の場合は経営権が奪われてしまうような事態にもなりかねません…!

 

【デッドファイナンス】メリットとデメリット

デッドファイナンスのメリットは、事業の自由度が高いことです。

 

デッドファイナンスでは、もちろん事業計画はきちんとしておく必要がありますが、お金の使い道は事業用途というだけで、細かくは決められていません。

 

自分でお金のバランスを考えながら進めていくことができます。

 

足りなかったときには、また融資をお願いすればいいのでお金の調整がしやすいですよね。

 

デメリットは、借りたお金を返済する必要があることです。

 

長い期間借りれば借りるほど、支払うべき利息は増えていき返済額も増加の一途をたどりますよ。

しっかりと事業計画を立てたうえで、返済計画もきちんと立てていくようにしましょうね。

事業形態別!資産調達の方法

事業形態によって、オススメの資金調達の方法は異なってきます。

 

新たな新事業を立ち上げたい!

すでに会社は存在していて、新たな新事業を立ちあげたいという方には、アセットファイナンスがオススメです。

 

すでに会社が存在しており、ある程度会社が安定しているとしましょう。

 

そこで、今一度事業計画を見直すことで使っていない売掛債権や不動産などの資産を浮かび上がらせれば、これらの資産を資金に変えるアセットファイナンスができるということになります。

 

今ある限られた資産を効率的に変えることができるという点でアセットファイナンスがお得であるといえますよね。

 

「目標は大きく!起業したい!」

たとえば、「世界を変えたい」そんな大きな目標をもって起業をする方には、エクイティファイナンスがおすすめできます。

 

事業計画が大きすぎると、銀行や日本政策金融公庫などのいわゆるデッドファイナンスで審査に通ることはむずかしいでしょう。

 

銀行や日本政策金融公庫で資金調達をする際には、「審査」に通る必要があり、「事業計画」を重要視します。

 

事業計画があまりに大きすぎると、実現可能性が低いと判断されてしまうからです。

 

一方で、エクイティファイナンスには、エンジェル投資家クラウドファンディングなどの方法がありましたよね。

 

エンジェル投資家やクラウドファンディングには、デッドファイナンスによって資金を得るにはむずかしい同じような考え方の人たちが集まってくることが多いです。

 

そのため、エクイティファイナンスの方が資金調達をしやすい可能性がありますよ。

 

「堅実に、現実的に事業を始めたい!」

ごはん屋さんを個人で経営したいそんな方には、デッドファイナンスがおすすめです。

 

個人で一店舗を構えるときは小規模で売上を上げるために、密な事業計画が必要です。

 

事業計画や事業の方向性が事前に決まっていて、現実的なゴールの見通しがつく場合には、銀行や日本政策金融公庫の審査にも通りやすい傾向があります。

まとめ

いかがでしたか?

 

資金調達には、アセットファイナンスエクイティファイナンスデッドファイナンスの3パターンがありましたね。

 

それぞれの特徴がありますが、どれを利用すればいいのか迷ったときには、ご自身の事業計画をもとに考えてみるといいでしょう。

 

とにかく新しい事業に取り組んでみたい人、堅実に着実に会社を進めていきたい人、できるだけ簡単に資金調達をしたい人などさまざまな方がいますよね。

 

それぞれのメリットとデメリットをきちんと理解し、自分の事業計画と照らし合わせながら、最良の判断ができるようにしましょう。

 

以上、マネーアナウンサーの門刈がお伝えしました。

SMBCモビット

アイフル

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